事例紹介

既存販路を失った生産者を支援する新たな販路の提案。自社「産直プラットフォーム」を通じたインターネット販売。

レッドホースコーポレーション株式会社

東京都

既存販路を失った生産者を支援する新たな販路の提案。自社「産直プラットフォーム」を通じたインターネット販売。

新たな販路として、産直Webマーケット「産直アウル」に特設ページを開設

当社は、日本全国各地域の多岐にわたる課題を解決する「地方創生事業」を中心として、様々な事業に取り組んでいます。その一つに全国自治体のふるさと納税支援事業があります。そこから派生して、2019年12月からスタートさせたのが「産直アウル」。これは、市場を通すことなく農林畜水産物の生産者と購入者をダイレクトに繋ぐWeb上のオンラインマーケットです。生産者が、商品販売後も自立自走できるように支援する取組であり、それを最終的に地方創生に繋げていきたいと考えています。

今回のコロナ禍の影響で、通常出荷している販路を失った生産者は少なくありません。困っている生産者に販路を提供するため、当社の産直プラットフォームである「産直アウル」内に特設ページを開設。新たな販路を提供する取組を進めました。当プラットフォームに参画している日本全国の生産者のみならず、インターネット上に販路を持たない生産者に対しても新たな販路として産直プラットフォームである「産直アウル」への参画を提案し、顧客獲得のサポートを行いました。

「SNS発信」「メールマガジン配信」など、サイトの効果的活用で新たな顧客獲得へ

「SNS発信」「メールマガジン配信」など、サイトの効果的活用で新たな顧客獲得へ

今回の取組は、通常の「産直アウル」での販売商品とは別に切り出し、特設ページで販売しました。また集客に関して、LINEやインスタグラム、ツイッターなどのSNSを活用したことも取組の特徴の一つです。事業期間中、単にPRするだけでなくお勧め商品の掲載やメールマガジンの配信など、様々な形でプロモーションを展開しました。実際、メルマガを配信した翌日は売上が伸びるなど、効果的なPR活動ができたと思っています。

「産直アウル」サイト内の人気食材ランキングでも、該当商品(特設ページ販売商品)が上位に入ることが多く、商品の認知、共感、そして購入へという流れを作り出せたと思います。

「産直アウル」サイトには、「ごちそうさまレポート(通称:ごちレポ)」という消費者のレビューがあるのですが、事業期間中レビューを書いていただく機会が非常に増えました。それらレビューは購入する際の安心材料の一つにもなり、リピーターやファン獲得にもつながったと思います。従来の販路では売上が見込めなかった中、新たな販路として「産直アウル」に出品したことで、生産者の多くが売上の確保・向上に繋げることができたと感じています。

「産直アウル」を、生産者が継続的に「売上を実感」できる販路として定着させたい

「産直アウル」を、生産者が継続的に「売上を実感」できる販路として定着させたい

今回の事業終了後も、産直プラットフォームとして販路提供を継続しています。事業期間中に展開したメールマガジンやSNSを活用したマーケティング戦略も引き続き推進し、多くの顧客に再購入を促すことで、生産者が継続的に「売上を実感できる」販路として定着させていきたいと考えています。その実現のためには、一度購入していただいた方にどうPRしていくかが非常に重要になってきます。一方生産者に対しては、単に商品を出品いただくだけでなく、どうやって売上を上げていくかについてサポートしていきたいです。

今後、「産直アウル」のような産地直送のインターネット販売は拡大していくと思われます。本当にいい食材を買いたいという人は年々増えていると思います。しかし、農家などの生産者はどうやって売っていけばいいか、戸惑う方も少なくありません。「産直アウル」がそれら生産者の方々を少しでもサポートできる存在になりたいと考えています。

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