事例紹介

業務用冷凍魚介類の提案型営業を強みに、ECモール店舗で個人消費者の需要に応える

株式会社十文字屋

宮城県

業務用冷凍魚介類の提案型営業を強みに、ECモール店舗で個人消費者の需要に応える

冷凍魚介類の業務用卸とインターネット販売の二本柱

石巻市で冷凍魚介類を中心とする食材全般および洗剤等の業務用商品の卸売事業を展開しています。宮城県の仙台市以北を主な商圏に据え、最新の冷蔵技術を活用し、提案型で小回りの効く営業体制を強みに、飲食店、仕出し、ホテル・旅館と主に取引しています。現在は量販店への卸売も増えたことから、輸入品・国産品をバランスよく取り扱い安定供給に努めています。

2015年にインターネット販売事業を立ち上げて以来、個人需要を掘り起こすために地元・三陸産の食材に注力し、会社全体で国産水産物の取り扱い量の2~3割を占めるようになりました。インターネット販売も売上の5割に達し、卸売事業と並ぶ柱になっています。コロナ対策による移動制限や外食機会の減少により、主な取引先である外食産業が打撃を受け、大幅に落ち込んだ需要を回復させるべくインターネット販売の拡充に取組みました。

個人顧客獲得へ、賑わいあるECモールでキャンペーン

個人顧客獲得へ、賑わいあるECモールでキャンペーン

国産品に追い風が吹いているため、EC店舗の商品ラインナップを見直して、地元水産物の商品開発やプロモーションに取り組みました。具体的には、仕入れ先を開拓して国産品の比率を高め、特設ページを立ち上げて家庭での飲食やレジャーシーンでの利用を提案。宮城・三陸特産品のお取り寄せ、少量のバーベキューセットやお試し品などを企画して、ファミリー世帯が買いやすい価格帯でセット品を拡充しました。

冷蔵・冷凍品は配送コストの割高感が障壁になるので、新規顧客獲得を目的に送料無料キャンペーンを実施しました。ギフト需要の掘り起こしができ、ECの売上は事業開始直前とくらべて10~20%アップ。新規顧客も増やすことができました。

自社ECサイトの開設に比べ、人の往来が活発な大手モールへの出店の方が圧倒的に集客があると考え、現在、楽天市場、Yahoo!ショッピング、auPAYマーケットに出店しています。新たに店舗を構えるには数千万円の投資が必要ですがECはパソコン1台あればできる手軽さも魅力だと感じています。

国際情勢の変化にも柔軟に対応、ECとリアルの相乗効果を生む

国際情勢の変化にも柔軟に対応、ECとリアルの相乗効果を生む

海外から潤沢に入っていた品物が、コロナ禍のロックダウンや港湾作業の滞りで入荷せず、国産品の需要が高まり供給不足になる一方、輸出中心の商品が余るなど、輸入品・国産品の需給バランスが大きく崩れています。この先も国際情勢の変化に柔軟に対応するためにインターネット販売を活用していきたいです。

本事業を通して一定の実績をつくることができ、未取引のEC事業者から出店の声がけをいただくようになりました。仕入れ先からも当社の販売力が期待されています。とはいえ、モール内には売上上位の競合店がたくさんあるので、EC事業者から提供されるアナライズを活用した商品展開や、メルマガやSNSでの情報発信といった定期的な顧客フォローを通して、同業店舗の中でも上位に迫りたいと思います。

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