事例紹介

サンドイッチ専門店がBtoBで地元農産物の販路開拓。地元事業者とBtoCキャンペーンで需要喚起

フレスコサンドカフェ

広島県

サンドイッチ専門店がBtoBで地元農産物の販路開拓。地元事業者とBtoCキャンペーンで需要喚起

地元食材をふんだんに使った新鮮なサンドイッチが人気

東広島市で唯一のサンドイッチ専門店として2011年に創業しました。地元食材をふんだんに使い、当日製造した新鮮なサンドイッチを販売しています。学生からシニア世代まで購買層は幅広く、地域の方々に愛されて創業以来連続増収を続けています。店舗売上が全体の7割を占めていましたが、コロナを機に販路を拡大した量販店への卸売が5割に増えました。

緊急事態宣言が発令されて以降、地域では閉店を余儀なくされた飲食店も多く、農林水産物を供給している地元生産者も大きな打撃を受けています。多くの品目が流通先を確保できずに廃棄されているとも聞きました。食品流通の危機的状況を乗り越えるには、消費者へのダイレクトなプロモーションで需要を喚起する必要があります。地域事業者が協力してウィズコロナ時代を生き抜く施策として、フレスコサンドカフェが卸売事業者の役割を担い、地元食材の新規販路開拓キャンペーンを企画しました。

新規販売店で商品・メニュー開発、総選挙で認知度アップ

新規販売店で商品・メニュー開発、総選挙で認知度アップ

今回は、平成生まれの若手農家が京都で青ネギ栽培を修業して地元・東広島に立ち上げたねぎらいふぁーむを応援。出荷先がなく在庫が増える「さむらいネギ」の新規販路開拓と一般消費者・飲食関係者への認知度アップをはかるため、すでに多くの小売店・販売店とサンドイッチの取引がある強みを生かして、在庫が滞留している「さむらいネギ」10,500kgを仕入れ、セールスを行いました。

販売先に新たにさむらいネギを使用した商品・メニューを開発してもらい、4月20日から5月19日まで30店舗で「さむらいネギ総選挙」を開催。消費者に人気投票をしてもらいました。

SNSでのキャンペーン告知にも積極的に取り組んだ結果、当店ではキャンペーン開始直前と比べて110%の集客を達成。ねぎらいふぁーむは150%の売上となりました。短期間で在庫滞留を解消でき、販売先はブランドネギを特価で仕入れることができ、集客にもつながって、みんなに喜ばれる事業になったと思います。

生産者と事業者をつなぎ地域を挙げてブランディング

生産者と事業者をつなぎ地域を挙げてブランディング

フレスコサンドカフェは、以前からねぎらいふぁーむとコラボで「さむらいネギ」を使用したサンドイッチを開発しています。ネギとサンドイッチという組み合わせの意外性やキャッチーなネーミングでヒット商品も生まれました。キャンペーン後、新規開拓先でも商品販売や総選挙上位の商品を引き続き提供してもらうなど、消費者が継続的に購入できる販路を定着させたいです。

キャンペーンをきっかけに、さむらいネギの加工品が開発されて六次化も加速しています。東広島市には魅力的な農水産物がたくさんあるので、これからも地元食材の発掘と生産者の紹介に力を入れ、今回の事業をモデルケースとして地域食材の販路開拓や魅力発信に寄与していきたいです。海外の方も含めて多くの人に好まれるサンドイッチを通じて、地域を代表する飲食事業者になるべく日々活動を続けていきます。

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